塗料のグレードとは?外壁塗装で知っておきたい種類と違いを解説
更新日 2026.10.24(Sat)
2026年10月24日 公開
外壁塗装を調べていると、「塗料のグレード」という言葉を目にすることがあります。
塗料にはいくつかの種類があり、種類によって耐久性や価格などに違いがあります。

では、グレードが高い塗料を選べば、必ず良い塗装になるのでしょうか。
今回は、外壁塗装で使われる塗料のグレードについて、種類ごとの特徴や選び方を分かりやすく解説します。
塗料のグレードとは
塗料の分類方法にはいくつかの種類がありますが、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機などの分け方をグレードと呼んでいます。
グレードで分ける方法は、主に塗料に使われている樹脂の種類による性能や耐久性の違いを表す考え方です。
一般的には、耐久性の高い塗料ほど価格も高くなる傾向があります。
ただし、グレードが高ければすべての住宅に適しているわけではありません。
外壁の状態や予算、今後どのくらいの期間住み続けるのかなども含めて選ぶことが大切です。
外壁塗装で使われる主な塗料
グレードで分類した場合の塗料の種類について詳しく見ていきましょう。
アクリル塗料
アクリル塗料は、アクリル樹脂を使った塗料です。
比較的価格を抑えやすい一方で、現在の外壁塗装では、より耐久性のある塗料が選ばれることもあります。
短い期間で塗り替えることを前提にする場合など、条件によって選択肢になる塗料です。
ウレタン塗料
ウレタン塗料は、柔軟性があり、細かな部分にも使いやすい塗料です。
以前から外壁や付帯部などの塗装に使われてきました。
価格と性能のバランスを考えやすい塗料ですが、現在ではシリコンなど、より耐久性を重視した塗料を選ぶケースもあります。
シリコン塗料
シリコン塗料は、現在外壁塗装でよく使われている塗料の一つです。
耐久性と価格のバランスを考えやすく、塗り替えを検討するときの選択肢になりやすいグレードです。
塗料選びで迷ったときは、シリコン塗料を基準にして、ほかの塗料との違いを比較すると分かりやすいでしょう。
フッ素塗料
フッ素塗料は、フッ素樹脂を使った塗料です。
シリコン塗料よりも耐久性を重視したい場合に選ばれることがあります。
その分、塗料の価格は高くなる傾向があります。
塗り替えの回数をできるだけ抑えたい場合など、長期的なメンテナンスを考えて検討する塗料です。
無機塗料
無機塗料は、無機物を配合した塗料で、高い耐候性が期待できる塗料として知られています。
ただし、無機塗料といっても製品によって配合や性能は異なります。
「無機塗料だから必ず長持ちする」と単純に考えるのではなく、製品ごとの性能を確認することが大切です。
グレードが高いほど良いとは限らない
塗料のグレードは、外壁塗装の費用や耐久性を考えるうえで一つの目安になります。
しかし、グレードだけで塗料を決めるのはおすすめできません。
例えば、耐久性の高い塗料を選んでも、外壁の状態に合っていなかったり、下地処理が十分でなかったりすると、塗料の性能を十分に発揮できない場合があります。

また、塗料にはそれぞれ適した外壁材や施工条件があります。
塗料のグレードだけではなく、外壁の状態や素材、予算などを合わせて考えましょう。
塗料はグレード以外も確認
外壁塗装では、塗料のグレード以外にも確認しておきたいポイントがあります。
例えば、同じシリコン塗料でも製品によって特徴が異なります。
また、外壁材との相性や、現在の外壁の劣化状態によって適した塗料が変わることもあります。
見積もりを確認するときは、「シリコン」「フッ素」といった名前だけで判断せず、どの商品を使うのか、どのような性能があるのかを確認すると安心です。メーカーによっても配合や耐久性は異なります。見積の段階で商品名まで確認できるとよいでしょう。
まとめ
塗料のグレードは、外壁塗装で使う塗料の性能や耐久性、価格などを比較するときの一つの目安です。
アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機などがあり、一般的には耐久性を重視するほど価格も高くなる傾向があります。
ただし、グレードが高い塗料を選べばよいわけではありません。外壁の状態や素材、予算、今後のメンテナンスまで考えて、自宅に合った塗料を選ぶことが大切です。
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